選ばれし人気店 印度料理シタール 濃厚バターチキンカレー
【食べた日 2018/10/11】
商品名:選ばれし人気店 印度料理シタール 濃厚バターチキンカレー
販売者:ハウス食品(株)
だいたいの価格:300円強 (税別)(すいません、レシート捨ててしまった)
内容量:180g
調理方法:熱湯3~5分 レンジ(500w1分30秒、600w1分20秒、700w1分)
もう、ほとんど食べつくしたと思っていたレトルトバターチキン。
もうないだろうと思っていたレトルトバターチキン。
普通の日本のレトルトカレーをたべようとスーパー寄ったら目が合っちゃったよ、新製品。
買うしかないっしょ~~~~~!!
ってことで食べました。
まずはこの色を見てください。
黄色いんです。これまでのバターチキンと言いますと、
こんな感じで割と黄土色~赤なわけです。黄色って初めてみました。
だからでしょうか、トマトの酸味はきつくなくクリームの味が濃厚なのです。
トマトの酸味が全く無いわけでも無いところがポイント。味のバランスの良さを生かしつつクリーミーさを前面に押し出してきた憎い味付け。上手い。
ちなみに辛さは唐辛子系ではないではない胡椒系な感じです。
お肉はホロホロに解けているので、細かいお肉になっていますが、そこそこの量はありますので、物足りなさは感じません。
プラバースさんはバターチキンを「クリームチキン」と言う事があるんですね。これを食べながら思ったのが、もしかしたら彼の言う「クリームチキン」はこういう味なのではないかということ。
クリーム系としておススメです。
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なんで、10箱売りしかないんだ…。
バードシャー テルグの皇帝
テルグ映画の主役として必ず名前があがるJr.NTRの主演作品。
NTRは高名なおじいさまと同じ名前なので、Jr.が前についてます。N・T・ラーマ・ラオ・ジュニアとか、日本ではNTRジュニアとか表記する時も。
この方はとにかくダンスが上手です。以前、このブログでもご紹介させていただきました。
さて、本作。
おなじみのところでは、マガディーラのミトラ姫のカージャル・アグルワールさんとビッジャラデーヴァのナーサルさんが出演しています。そして、みんな大好き、ブラフマーナンダムさん。誰だそれ?って?南インド映画をみているとチョイチョイ出てくるバイプレーヤーです。このひとがまあ、いい味出すんですよ。
カージャルたんは相変わらずの可愛らしさとちょっと生粋っぽいところが良い感じでした。ナーサルさんは警察官のお偉いさんなんですが、カッコよかった!がっちがっちの堅物家長で家族にスパルタで接するんですが、面白おかしいのにカッコいい。いいものみたわ~。
Jr.NTRさん。ダンスシーンを見て、唸る。上手い。最高に上手い。
演技も悪くない。特筆するほど印象深い演技をするわけではないのだけれども、普通に演技上手いです。
随所にじいちゃんネタが出て来て、その名前の大きさがいかばかりかと思いました。日本人だと想像つきにくいよね。どうやら「神」とまで言われた方の様です。政治家としても活躍していたようで、アーンドラ・プラデーシュ州(トリウッドの本拠地ハイデラバードのある州)の州首相を勤めた方だとか。
かわいい系の南インド人(プラバースさん系統というか)の顔立ちだけどもアクション っ ょ ぃ 。カッコいい。存在感ピカイチ。宝塚風に言えば、「華がある」。
そりゃもう、おじいさまの七光りが無くてもこの人はスターになってましたね。はい。
作品的にまずびっくりしたのが、「警察官が良い者として描かれている!」と言う事。もちろん、御多分に漏れず悪い警察官も出てきますが、警察官がちゃんと悪を挫くものとして描かれているのは珍しい気がします(たしか、プラバースさんのBillaに出てくる警察官はいい人だったけど。あと、ラジニ様作品で警察官が堅いあこがれの職業として出てきたこともあったかな。でもそれぐらいしか記憶にない)。しかもヒーロー扱い。まじか。
ほんともうね、リアルインディアンポリスどんだけ腐敗してんのよ、っていつも苦笑いしてましたから。賄賂貰うシーンとか多いですもの。あと被疑者に暴力とか。
結局ね、リアルでその国の警察に正義が無ければ、虚構で警察がヒーローになることは無いと私は思うんですね。それこそリアリティがなくなっちゃうから。だからインド警察どないやねん、と思ってたんですが、ちゃんと正義があるようでよかった。
ストーリー的にもまあまあかな。ちょっとインパクトに欠けるのが難点かな。ストーリーあんまり覚えてない…。
実はあまり期待していなかったのですが、娯楽として十分楽しめました。
Jr.NTRさんのコメディシーンはとっても可愛くてキュートですし。踊らせると最強だし。
惜しむらくは、NTRネタが全く分からない事ですかね。知ってるともっと面白かっただろうになぁ~。
カップヌードル インド風バターチキンカリー
【食べた日 2018/9/28】
商品名:カップヌードル インド風バターチキンカリー
製造者:日清食品株式会社
希望小売価格:180円 (税別)
内容量:60g
調理方法:熱湯3分
お待たせいたしました!バターチキンと聞いて私が食べないわけがない!「カップヌードル インド風バターチキンカリー」のレビューです。
結論:日本人の考えるバターチキンの味を良く再現している
で、ございます。
スパイスの奥深さは皆無ですが、日本人向けバターチキンとしては十分においしいので日清さんは頑張ったなぁと思います。ちなみに、辛くありません。
酸味とクリーミーさのバランスが非常にいい。
カップの上に別添えの小袋があって、中は赤い油のようなものなので「辛味成分?」と思ったのですが、どうも違うっぽい。バターフレーバーオイルだそうな。
ただまあ、ナンを付けて食べたいかと聞かれたら、Noですね。それはさすがに無理があろう。甘いし粘度がナンに付けるには低いので無理じゃないかな。だもんで、「ナンをつけて…」は「それぐらい本物に近い」ってことでしょうね。あ、ご飯は残りの汁に入れて食べてるのはよさそう。
ちょっとどんなもんかな、と疑ってかかっていたのですが、さすが日清。想像以上に美味しいバターチキンで、下手なレトルトを食べるより美味しいです。値段も安いし、また食べたいですね。
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チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~
シャールク・カーンとディーピカー・パドゥコーンの「オーム・シャンティ・オーム」のコンビが送るラブコメ映画です。
ヒロイン・ミーナのお父さん役でカッタッパ役のサティヤラージさんも出てますよ。
チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~ [DVD]
- 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: DVD
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お話としては、いわゆるドタバタラブコメディ。
両親が亡きあと、お菓子屋さんのチェーン店オーナーの祖父母に育てられた青年ラーフル。祖父が亡くなり、祖母の願いで遺灰を南インドにあるラーメーシュワラムの川に流しに行くことになったのだが、友人とゴアに行く予定があったためにゴアの川に流してしまおうともくろんで…。
と言うのがお話の始まり。ここからチェンナイエクスプレスにのって途中下車をするつもりがハプニングが続いて降りられず…という展開。
で、これは壮大な内輪受け映画です。インド人なら間違いなく楽しめる。私はインド人なので(え?)まあまあ楽しめた。
そう、インド映画、とくにラジニカーント作品やシャー・ルク・カーン作品を見ていないと作品のそこここにちりばめられたパロディが分からないのです。
いやもう、ラジニ様へのリスペクトが凄い。シャー・ルク・カーンもそうとうにラジニ様好きですよね?と思うほど。
あと、ストーリー展開や話の作りが南インド映画っぽい。この南インドっぽさも南インド映画をそこそこ見ていないと分からない点だよな、と。ボリウッドがコリウッドやトリウッド的な映画を撮ったらこうなりますよ、と言う感じです。
南インド映画が、なんとまあ垢ぬけて。
そんな言葉を口にしそうになるあたり、ボリウッドってのは洗練されているんだなぁと思う次第。
さて、ではパロディを除いてこの作品を見てみるとどうか?となると、正直グッとくるものが無いんですよね。うまくまとまってはいると思うのですが。
ひとまず、色んなインド映画を見てからこの作品を見ることをお勧めします。
マガディーラ 勇者転生
バーフバリの原点と言われるS.S.ラージャマウリ監督の作品「マガディーラ」を二回見てきました。
両作品ともエピック(叙事詩)という点では同じなのですが、バーフバリとマガディーラは別物だなぁ、と思いました。
一貫して古代インドを舞台にしたバーフバリに対して、マガディーラは転生しているので現代の場面がある。そして大きな違いは、バーフバリにおいて恋愛要素は重要ではあるけれど主軸ではない事に対し、マガディーラでは主軸になっていること。
そして、バーフバリよりマガディーラの方がより南インドの映画らしい作りになっています。ダンスやコミカルな場面とかが。
両作品に最も共通するのは、破格の面白さでしょう。どちらもそれぞれの良さがあって面白い。
見る前に知っていると楽しいのは、お父様のチランジーヴィが主人公の父(師匠)としてカメオ出演しています。「MEGASTAR」ってテロップ出てくる方です。
素晴らしい音楽と共に、笑えて、泣けて、派手なアクションに興奮して、娯楽映画とはこういう作品のことを言うのだと思いました。
二度目はチネチッタのLIVE SOUNDで見たのですが、太鼓の音が重要な作品なので、身体に響く太鼓の音が臨場感を増して良かったですね。ぜひ、一度は音の良い映画館で見ていただきたい。
スケールの大きさからいっても、映画館で見てほしい映画です。
【おまけ】
この映画を見て覚えたテルグ語。
サバーシュ!!
(見事!とか、素晴らしい!みたいな意味)
片手を勢いよく上げながら、勢いよく言うのがお作法のようです。バーフバリでも武器商人アスラム・カーンが言ってましたね。
あと、「殺す」を「チャンペイ」と覚えていたらある日、「チャンペイは"Kill me"」というツイートがありまして。
この作品の中で、まさしく"Kill me!"の意味で「チャンペイ!」と言うシーンがあって、「ほんまや!!」と。ちなみに、「殺す!」のシーンでは「チャンペスタ」と言っておりました。
この殺す関係はGoogle翻訳にかけても、イマイチ映画とかで使っている言葉の感じじゃないんですよね。謎…。
ボス その男シヴァージ
社会派で重くなりがちなテーマをコメディを差し挟みつつ見やすく楽しみやすくした、ラジニ様の演技力の高さが光る作品。
テーマはズバリ裏金。
インドではびこる賄賂、脱税その他の表に出せない裏金をめぐる話。
善意の塊、ラジニ様ふんするシヴァージは本当に心の底からの善意から自分の儲けたお金を使って無料の大学と病院を建てようとするが、要求される多額の賄賂と商売敵(大学・病院経営者)による妨害にあって・・・、と言う筋立て。
そこへ恋愛コメディが挿しこまれるので、重苦しくなく見ることが出来ます。
そして、シヴァージは2度豹変するのですが、その代わり方が見事。
1度目が特に素晴らしかったです。善意の塊だった男が腹をくくった瞬間がゾクッとしました。目が据わるってああいうのを言うんだなぁと。
シリアスとコメディのバランスが非常にいいと思います。
ストーリーも伏線を上手く回収していて、不満がありません。
まー、細かい話だけど医者のやってたCPR(心肺蘇生法)のやり方が間違ってて、そこは気になりました。(肘を曲げてやってたのね)
あと、ヒロインはプラバース作品のChatrapathiのヒロインさんですね。シューリヤさん。
そして、叔父さん役の人とラジニ様の掛け合いがメチャメチャ楽しくて、このおじさんがまたいい人なんだ。
展開はもちろん、無理やりでリアリティーのかけらもないところもありますが、何しろこれは娯楽作品!そんなの関係ねぇ!という説得力があるので笑って済ませられる。
個人的に見どころはラストの未来予測。この作品2007年作品で2015年までの未来予測?希望?を並べていくのですが・・・わりとこれ合ってんじゃね?というのがありまして・・・。ちょっとびっくりしました。
それにしても、インドの闇も垣間見たような気のする本作。
何が闇って、窮地を脱出する方法がね、結局それなんだ、って。ちょっと思いました。
私はこの作品好きですね。人によって好みは分かれそうですけども。
しかし、一番の謎はシヴァージの家族ぐるみのヒロインへの強引なアタック。それでいいのか・・・w
プラバースさん最優秀主演男優賞を受賞しました
9月15日深夜から翌早朝にかけて発表されたSIIMA(South Indian International Movie Awards)において、プラバースさんがテルグ映画の最優秀主演男優賞(The Award of Best Actor in a Leading Role Male Telugu)を受賞されました。
The Award for Best Actor in a Leading Role Male Telugu goes to Prabhas!#PantaloonsSIIMA #SIIMA2018 @Viu_IN @bollywoodparks @visitdubai pic.twitter.com/nZYiN0LLfB
— SIIMA (@siima) 2018年9月15日
「バーフバリ王の凱旋」の演技に対しての受賞になります。
「バーフバリ王の凱旋」に関しては、Web上で一般人が投票できる16部門中12部門でノミネートされていました。そのうち、7部門で最優秀賞を獲得しています。
- 作品賞
- 監督賞(S.S.ラージャマウリ監督)
- 主演男優賞(プラバース)
- 音楽監督賞(M.M.キーラヴァーニ監督)
- 映画音楽男性歌手賞(カーラ・バライヴァ:曲"Dandaalayyaa"の歌唱に対して)
- 悪役賞(ラーナー・ダッグバーティ)
- 撮影監督賞(センティル・クマール監督)
受賞された皆様、おめでとうございます。
個人的にはノミネート全部門で賞をあげたいぐらいですが、まあ、そう言うわけにもいきませんよね。
あと、ラーナーさんは今年のエンターテイナー賞(The Award for Entertainer of the year)も受賞されています。思いっきり納得できる賞かも・・・。
授賞式では欠席のラージャマウリ監督の代わりにショーブ・ヤーララガッダプロデューサーが、プラバースさんの代わりにラーナーさんが賞を受け取った模様。
プラバースさんが授賞式に出ないのは大方の予想通りでしたね(笑)
プラバースさんは、いままで色んな賞にノミネートは12回もされているにもかかわらず、ナンディニの最優秀男優賞を2014年に受賞してるだけで、どういうわけか賞を獲ることができないでいまして、ファンとしては何でや、と。(参考:Prabhas - Awards - IMDb)
特に、一番上にあるFilmfare Awards Southは王の凱旋の演技に対するものだけに期待していたのに受賞ならずで非常に悔しい思いをいたしまして。ほんま、なんでやと。
そんな状況での今回の受賞でしたので、本当にもう、嬉しくて。
別に賞を獲ることがすべてではないし、賞が獲れないから作品や演技や技術が悪いと言う事でもないのだけれども。もっと言えば出来レースな賞もあったりもするかもしれないけれど(無いと信じたい)。
それでも、やっぱり何かの形で評価されると言う事はファンとして、とてもうれしいことです。
SIIMAさん、正当な評価をありがとう。