「バーフバリ 王の凱旋」日本公開1周年イベント+バーフバリ王の凱旋【完全版】絶叫上映
残り一時間で書きあがるか⁉な状況でお送りします、「バーフバリ 王の凱旋」日本公開1周年イベント+バーフバリ王の凱旋【完全版】絶叫上映レポ。
と言いたいところですが…、正直
覚 え て ね ぇ よ
でして…。なので、配給会社ツインさん、絶叫企画V8Jさんとのトークショーの内容に関してはTwitterで拾うのが一番いいと思います(ぶん投げ)。
トークショー登壇は、配給会社ツインから古田さん、V8JからKさん、司会はパッション姉御さん、前説は渡久山さん。
順番はトークショー→抽選会→前説、だったかな。ほら記憶が怪しい。
トークショーの内容は、はじめは口外禁止の部分があるかも、とのことだったのですが結果的には全部公開オッケーでした。
順不同箇条書きで覚えているものをならべていきます。
- V8Jさんがレギュレーションなどを作るときは「皆が楽しめるように」と言う事を念頭に、上映館の意向に合わせている。
- なぜ、民の気持ちが分かるのですか→ツイン社員もマヒシュマティ王国民だから。
- ツインさんはどれぐらいの人数で動いているのですか?→営業は古田さんともう一人の女性の二人。来日の時などは7人とか宣伝会社の人とかが加わったり。V8Jさんの絶叫上映は全部古田さんが来ていたそう。
- グッズが欲しい→インドで売っている物は日本では権利関係で売れない。ねんどろいどはグッドスマイルカンパニーさんにお願いすれば…できないですかね、と期待を持たせる発言(グッドスマイルカンパニーさんはバーフバリスーツケースを作った会社)。ツインとして作りたいグッズもあったが、実現しなかった。けれど他の会社がやってくれた。グッズは出たら買ってもらうと次につながります、とのこと。
- 完全版のDVDは出来ないのですか?→交渉はしています、とのこと。ただ、インドの権利関係が複雑でなかなか進まないそうです。
- キャストの来日は来年も可能であればやっていきたい。やはり、プラバースさんは来てほしい。
- 監督、プロデューサー、キャストの来日の際の苦労話は?→バーフバリに関して苦労と思ったことが無い(きっぱり)。ドキドキしたのはスッバラージュさんの来日は本当に緊急でビザが下りるか下りないかがギリギリで1日下りるのが遅れたいたら実現しなかった。上映館さんなどには待機してもらって、ビザが下りた10分後には連絡を入れてGoサインを出したぐらい分刻みで動いていた。スッバラージュさんの来日は本当に奇跡だった。
- インド映画だから買うと言うのではなく、面白い映画であればどの国の映画でも買い付けたい(きっぱり)。
- アメリカのTop10に入ったインド映画は初めてで、早速買い付けた。ところが上映時間の長さがネックになって買い付けてから数か月の間上映館が決まらない状況だった。
ほか、まだあったと思いますが私の脳みその中にはこれだけしかありません。
何と言いますか、ツイン古田さんの姿勢に確固たる「面白い映画をみんなに見てほしい」「観客の喜ぶことをしたい」と言う意志を感じました。お若いのに立派な方でしたね。V8JのKさんは面白そうな人だな~と思いました。
抽選は事前にくじを引いてあって、大物プレゼント(ラナさん達のサイン入りポスター)だけその場でくじを引く感じでした。
で、商品提供された民って何者なんですか?なんか凄い。いえね、民の方がくじ引きの商品として漫画とか現地のコミックとか提供されていたんです。徳の高い民だ…。
わたし?なんもあたらんかったよ!!!!www
そして、今回の前説はバーフバリ絶叫初回の台本に沿ってやってくださいました。初めはタンバリンや鈴は禁止だったのは意外でした。今じゃ無くてはならない絶叫の相棒ですよね。渡久山さんとパッション姉御さんの二人での前説でしたが、安定の前説で安心できますね。たまにしか絶叫いかないからレギュレーション確認できるのは本当に助かります。
そんなこんなで本年最後のバーフバリ絶叫。
存分に…と言いたかったのですが…トークショーから上映終了まで休憩がないので尿意がすさまじく…でも久々に見るバーフバリ、「次はあのシーン。見たい…」なんて思ってるうちに中座できず、尿意も気になり…と(笑)
でも、本年最後かと思うと冒頭のバーフのシーンでひたすら泣いてたりとか、いつもより涙が多かったです。
1年間上映してくださった新宿ピカデリー様、配給のツイン様、絶叫の楽しさを体験させてくださったV8J様、おかげで楽しい楽しい1年になりました。ありがとうございました。
GUNDY
今年のインデアンシネマウイーク(ICW)で上映され、Twitterで噂になっていた「GUNDAY ならず者たち」をICWリターンズで見てきました。劇場はキネカ大森です。
YouTubeに公式フルビデオあるかな~と思ったんですがざっと探したところでは見当たらず。
トレイラーとかダンスとかはありました。
で、結論から先に言えば、非常によくできた面白い作品です。
型を破っていないものの、面白いぐらいに型にはまっているので気持ちいです。
まず、ストーリー展開が人の心を掴んで離さないようにできている。兄弟のように育った難民孤児がのし上がって町のドンになり、その友情が続くかと思われたが…という若干ありがちな気がしなくもないストーリーでありながら、役者が上手いのか、演出が上手いのか、脚本家がやり手なのか、それらすべてなのか、見ていて飽きさせないし主人公達に感情移入するのでドキドキしながら手に汗握って映画を見ることになります。
気持ちいいぐらいに話が進んで行きます。
バングラデシュ国境で難民となった子供たちの悲哀をうまく盛り込んで、娯楽映画でありながら深みを持たせているのも「うまいなぁ」と思いました。
キャストも素晴らしい。
特に子供時代を演じている役者さんが大人のランヴィール・シンとアルジュン・カプールに顔立ちとかそっくりなんですよ。そしてこの子たちがまた、いい演技するんだ。で、その子供たちから大人に切り替わっても違和感ないんですよね。これがまた、作品に没頭させる要因にもなっていました。似てないとねぇ、「違うやん」って現実に返っちゃうでしょ?
そして、シュッとしていて知恵の回るビクラム(ランヴィール・シン)と丸っこくて体を動かす方が向いているバラ(アルジュン・カプール)のバランスの良さ。唯一無二の友達である説得力あるキャラクターと演技。お見事でした。この二人にハマる方がいるのもうなずけます。
ヒロインのプリヤンカ・チョープラーの美しさ。目を見張るほど見事なファムファタール。
敵対する警察官にイルファン・カーン。もう、いい味出しまくってて作品をきゅっきゅっと締めてくれます。どっかで見たことある顔だなぁ、と思ってたらスラムドッグ$ミリオネラの警察官や巡りあわせのお弁当の主役の方でした。
忘れてならないラストシーンのカタルシス。
とどめです。
本当に一見の価値のある作品です。
日本語字幕で見られたことを感謝しました。
あー、GINDAYでマサラやらないかなぁ~。
「マガディーラ 勇者転生」DVD&Blue-ray発売記念・お祝いマサラ上映会
当初チケットが取れなかったのですが、なんとか滑り込みで参加することが出来て丸腰参戦でしたが参加してきました。
もしかしたら、マサラって丸腰(なにも持たない状態)で行っても楽しくないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そんなことは無かったですね。
もちろん、主催によって変わると思いますが、今回はタンバリンの貸し出しがあったのでお借りすることが出来ましたし、紙吹雪はリサイクル(自分や椅子の下に積もっている紙吹雪を使う)でソコソコ楽しめました。
結論として、丸腰マサラは「あり」です。
さて、この上映会。
入場のときにビシッとスーツできめたハンサムがリンゴを配っていてビックリしました。つやつやピカピカの美味しそうなリンゴ。
このハンサムスーツの方こそ「いい佐藤さん」で有名な成田HUMAXシネマズの方だったそうです。自腹の差し入れだとか。
ちなみに、何でリンゴかと言いますとマガディーラの作中に主人公がリンゴをかじるシーンがあるからなんですね。なんと、劇場の許可も得て座席でそのシーンに合わせて齧っても良い、ということだそう。私は齧った後のリンゴをどう持って帰るかいい案が浮かばなかったので齧りませんでしたが、家に帰ってから食べたらすごくおいしいリンゴでした。
あと、ゴーラちゃん絵馬根付も頂きました。
ちなみに、V8J前説で大人気だったゴーラちゃんも会場にいましたよ♪
生ゴーラちゃんに私もテンション上がる。
さてさてさて、ワタクシの目的の一つが「天竺奇譚先生の神様講座」。
この度インド神話についての著書を出される天竺奇譚先生と、インドについて詳しくMasala Press(http://masala-press.jp/)代表のアンジャリさんとのトークショーです。
もう、時間も経っているので忘れているところも多いのですが、マガディーラを見るにあたって、より深い理解が得られる貴重なトークショーでした。
バイラヴァやゴーラちゃんの名前の由来もシヴァから来てるとか、額の三本線はシヴァを表しているとか。それと漁師の名前がソロモンってなんでやねん、の答えも。イギリスがインドに来る前からインドにもキリスト教が伝わっていて、海辺に信者が多いんだそうです。そのあたりの宗教の話も興味深かったですね。
そして、今回のマサラは「スタンディングOK!」だったのです。
もちろん、立っていい場面は決まっています。関係者の方が立つのでタイミングは何となく分かります。
これがまー楽しかったですね。ええ。
インド映画みてると踊りたくなる人なので、これはとてもありがたかった。
特にマガディーラのエンディングは一緒に踊りたくなるエンディングなので、みんなと一緒にシャツの裾をもって踊れて楽しかったです。
もちろん、今回もマサラ戦士さんたちの豪快紙吹雪も見られました。
後方の席で紙吹雪は積もるほど降らないかな?と思っていたのですが、全然心配いらなかった。ごっそり積もってリサイクルしたい放題でした。
あと、匿名さんの差し入れでクラッカーも1個頂いたので、初クラッカーも経験しました。クラッカーはタイミング難しそうだから1個でいいかな~。
みんなでお掃除しながら、順次、天竺奇譚先生著「いちばんわかりやすい インド神話」の先行発売とサイン会に並びました。同時に別の著者の方の本ですが、北欧神話の本もありました。
まだ少ししか読んでいませんが、イラストが綺麗ですし古代インドの歴史とかも分かりやすく書かれているので、インドに興味のある方は必携の本ではないでしょうか。異国の方を理解したいとき、相手の宗教や神話などを知るのは大事ですからね。
ぱらぱらめくるだけでも楽しいので、ちゃんと読んだらもっと面白いだろうなぁ。冬休みに読破したいです。
盛りだくさんのマガディーラマサラでした。
スタンディングはいいぞぉう。
Mr.Perfect
超久々にプラバースさんの映画を見ました。
今回は、「顔と体は最高。やること最悪」と名高い"Mr.Perfect"です。
YouTubeの公式を探したのですが、見つからず。
私は輸入DVDで見ました。
あらすじは、ネタバレでお話の最後の方まで書いてあるので読むのに注意が必要ですが、こちらを参考にしました。
Twitterの画像でたまにヴィッキー君(主人公)の画像が回ってくるのですが、この短髪のプラバースさんが私のモロ好みでして。なので、ずっとこの作品を見たいと思っていたので、やっとみられて嬉しかったですね。
いつものごとく英語字幕なので、なんとなくしか内容は理解できていません。
なので、余計にヴィッキー君のやっていることが「ひどいこと」にしか思えないという…。たぶん、何かちゃんとした理由とか言ってるんだと思うんですが。ほんとに、顔と体は最高だけどやってることが最低だった(汗)
あれ?っと思ったのが、ヴィッキー君はオーストラリアでゲームの開発エンジニアをやっている設定なので英語をわりと話すんですが、割と聞き取りやすい英語だったんですね。いや、何言ってんのか意味は分からないんだけど(あかんやん)。
普段のプラバースさんの英語って、声が小さめでインド特有の訛もあって聞き取りにくくて私には難しいのです。それが聞きやすかったのでびっくり。
あれか、素のベネディクト・カンバーバッチの英語はソフトボイス過ぎて聞き取りにくいけど、役に入って発声される英語はそこそこ聞きやすいのと一緒か。役に入ると聞き取りやすいのか。
メインのヒロインがマガディーラやDarlingのカジャルさん。彼女のイメージは奔放な小悪魔的な女性のイメージがあるのですが、今回は誠実な優しい女性でした。
そして、ヴィッキー君のパパ役がナーサルさん。素敵ないい父親役です。ナーサルさん好きだから見られるのは嬉しいな。
先に紹介したブログではこの役がプラバースさんに合わない、と書いておられましたが、まあ、確かに柄じゃないかもしれませんが合わない程ではないなぁと。にじみ出る誠実さがラストの説得力になってると私は思いました。英語わからないけどね!
とにかく、ハンサムすぎるエンジニア・ヴィッキーちゃんを見てほしい!
DVD見つけたら確保ですよ。
キネカ大森「バーフバリ伝説誕生【完全版】」絶叫爆裂マサラ、しんゆり映画祭「バーフバリ王の凱旋【完全版】」絶叫はしご上映/『しんゆり映画祭の陣』
ポンコツ戦士(゚Д゚)@謎はとにかく記憶力が悪いので、色々すっ飛ばしたレポになっているかと思うが、許されたい。
マサラ、絶叫って何?と言う方はこちらの記事をお読みいただきたい。
はしご上映の前段キネカ大森の陣については、こちらをお読みいただいて本稿を読んでいただけるとありがたい。
さて、皆様と共に電車にて大森からしんゆり映画祭の開催地新百合ヶ丘まで移動。で、なぜか新宿経由で行くと言うルートを案内される。本来、大森から新百合ヶ丘は川崎から登戸経由で小田急線に乗る方が早いのである。はて、面妖な。
誰かが言った。
「小田急に長く乗せたいんじゃない?」
なんにしろ、なんでそんなルートだったのかは謎である。まあ、いろいろお話できたので結果オーライ。
道中、最前列で高く紙吹雪を噴き上げていたスーパーサイヤ人…もとい、スーパーマサラ戦士の方々が一緒で、少しお話させていただいたが、実に好印象の持てる良い人たちだった。物凄い大きなボストンバッグをお持ちだったけれど、全て紙吹雪と聞いてびっくりした。さすがである。
さて、しんゆり映画祭。
存在は知っていたが参加は初めて。
今回初めて他の映画は何をやっているのかも見たのだけれど、結構面白そうな映画をやっていて来年も何か観に行こうと思った。
ちなみに、右側のシマウマ君はアマレンドラのコスプレだとか。たたたた、確かに!
新百合ヶ丘の駅に着くと、バスロータリーにサリーを着た素敵な女性たちがのぼり旗をもってお出迎えしてくださった。うれしい。
やや早めについたので上階にある喫茶店で座ってゆっくりしていたのだが、これが若干しくじった感あり。なぜなら、スタッフによる力作の数々を見ることが出来ず、写真に収めることも出来なかったから。開場近くになって降りたらロビーに人がいっぱいで動きにくくなってしまったのだ。
さて、開場を待つ間にスタッフさんが色々質問をされていたのだが、「バーフバリ王の凱旋」そのものを初めて見る方が5割、絶叫上映初体験7割と言う状況が判明。そう、あくまでも映画祭の一環なので地元の映画好きの皆さまも多いのである。
初見の方が多いと知り、ざわつく絶叫ガチ勢。
初見が絶叫で良いのか。
そんな戸惑いが空気に滲み出す。
席は整理番号順に入場して好きな席を選ぶ自由席方式だったので、30番台と割りと早めの整理番号を持っていたので好きな席を選べた。
というか、前の方の席はスーパーマサラ戦士様方以外だーれも座っていなかった。
ラッキーとばかりに、前方ブロックの席をチョイス。
しんゆり映画祭でもサリーを来たスタッフさんがタンバリンを貸し出していた。こちらはレギュレーションで鳴り物はタンバリンか鈴となっているので、キネカ大森のような「ぱふっ!」とラッパのような音のする鳴り物はなかった。配りもののあたりは後方席でやっていたのでよく分からず。
お隣に移動中仲良くお話してくださった女性が座ってくださったので、心強かった。そして、その女性もゴミ袋に荷物を入れたのである。
やはり、ごみ袋に荷物を入れて上映後、お掃除で紙吹雪を入れるのはマサラの常識なのだろう。
私は、キネカ大森の時と同じように洗濯ネットを膝に、タンバリンを片手に持ってスタンバイ。ちなみに、紙吹雪はキネカ大森で降り積もった紙吹雪のリサイクル品である。
前説は御存じV8Jのカッタッパがはまっている渡久山さん、かわいいナッコさん、美人さんの野口さん。ナッコさん野口さんはデーヴァセーナと言うことで、美しいサリーをお召で良く似合っていた。
いつもより前説のお時間が長いとのことで、V8J絶叫上映の歩みのスライドを見ながら初見の方にも絶叫上映について分かるような構成に。ちなみに私もV8Jの歩みは知らなかった。もちろん、「V8」の文字が付いている以上は始まりがマッドマックスだろうな、と言うのは予想していたが。凄いのはバーフバリ試写会ですでに絶叫をやっていたこと。さすが…。
ナッコさんが紙吹雪の撒き方もレクチャーしてくださったのだが…先生!上手に撒けません!(知らんがな)
上映が始まり、TWINの文字が出るときの音がしているのに映像が出ず、息を飲むリピーターの空気が伝わってきた。そんな中、最前列でキンブレで「TWIN」の文字を作ってくださったので場が和む。その後映像が映ったので上映自体に問題なし。
さて、拙者ひとつ夢があり申して、それは、
シヴァガミ様が火鉢を頭に歩んでいるところへ民衆が花びらを撒くシーンで、紙吹雪を同じように撒きたい。
というもの。
そう、シヴァガミ様の足をおもんばかって地面を花びらで覆う民衆に自分もなり切るのである。
そのシーンは皆さまご存知の通り映画の序盤にやってくる。
鬼気迫る表情で歩むシヴァガミ。シヴァガミを見て息をのむ民衆。
そして、花びらを撒く民衆たち。
今だ!
民衆とひとつになってシヴァガミ様に花びらならず紙吹雪を撒く。ああ、今私はマヒシュマティ国民だ、と言う陶酔に浸る。
そのシーン自体は短いのだが、確実にその瞬間私は最高に幸せだった。
ありがとうバーフバリ、ありがとうTWIN、ありがとう関わったすべての方々。
そして、ありがとう絶叫上映に尽力してくださった方々。
あとはもう、紙吹雪を撒いて撒いて、タンバリンを鳴らして鳴らして、叫んで叫んで楽しんだ。カッタッパお姉さんもしんゆり映画祭でも健在。初見さんたちにウケていた。
背後からは、初見と思われる方々の絶叫上映や、映画に対しての驚きが伝わってくる。私の前の席も初見さんらしく、映画を楽しんでくれている雰囲気を感じられて嬉しかった。
最後にスーパーマサラ戦士の皆さんが床の紙吹雪を巻き上げてるのを見て、「床の紙吹雪を使っていいんだ!」と分かった初見さんたちが楽しそうに紙吹雪を降らせてるのを見ると、こちらまで楽しくなった。私が心に直接語りかけられるのであれば上映中に、「床や体に積もる紙吹雪を撒くのです。撒いてよいのです」と教えてあげられたのだが。
上映終了後のお掃除もあっという間。
これだけの紙吹雪が綺麗にお掃除されるのです。素晴らしい。
『バーフバリ王の帰還』絶叫上映にご来場ありがとうございました!初めての方も沢山で、映画祭スタッフも感激です。スタッフの美術も炸裂ジャイホー!#しんゆり映画祭の陣 #キネカ大森の陣 1日参戦のマヒシュマティ民の皆様お疲れ様でしたウマ! pic.twitter.com/WhcAeFWC2k
— KAWASAKIしんゆり映画祭10/28-11/4開催! (@k_siff) 2018年11月3日
そして、隣の女性は軍手を持ってきていた。
みるみるうちに集められる紙吹雪。
やはり、ゴム手袋か軍手のような手袋が必要のようだ。
私もかなり紙吹雪をまき散らしたので、最後まで残って掃除。当たり前である。
ちなみに、その後ツイッターを見たらしんゆり映画祭さんが貸し出していた箒には色々バーフバリにちなんだ長物(バラーラデヴァの武器とか)が貼りつけてあったらしい。見たかった。
とにかく、そこかしこに、映画祭スタッフの「お客さんに楽しんでもらおう!」と言う意気込みと心遣いが感じられる素晴らしい絶叫上映だった。
紙吹雪を使用可能にしたのは、悩んだ末の決断ではなかろうか。劇場内が本当に綺麗になるのかと言う不安があったと思うのだ。そこを決断してくれたのは本当に感謝しかない。
この日1日、本当に楽しませていただいた。
キネカ大森、しんゆり映画祭のスタッフの皆さまありがとうございました。
V8Jのスタッフの皆様にも大きな感謝を。
レクチャーしていただいたHさん、名前をお伺いし損ねてしまったしんゆりで隣あわせた女性の方、移動中お話してくださった皆様、ありがとうございました。
マサラ上映たのしいね。
キネカ大森「バーフバリ伝説誕生【完全版】」絶叫爆裂マサラ、しんゆり映画祭「バーフバリ王の凱旋【完全版】」絶叫はしご上映/『キネカ大森の陣』
生まれて初めてのマサラ体験が1日二回ハシゴ上映だったので、その時の感想を徒然なるままに書き連ねていこうかと。
マサラ、絶叫ってなに?と言う御仁はこちらをお読みくだされ。
平成も終わろうかと言う年末の11月3日土曜日、関東にいくつかあるマヒシュマティのうちの大森マティにマサラ上映の精鋭たちが集まった。その中に迷い込む初マサラのマヒシュマティ国民(゚Д゚)@謎1匹。
とりあえず、何とか黄色のお花紙1パックを切って洗濯ネットに入れて持ってきた。
タンバリンとキンブレもある。
民はきっと優しいに違いない、大丈夫だ。
そんな、不安と期待こもごもを抱えて大森の地へ赴いた。そう、キネカ大森の陣である。
到着して驚いたのは、とても綺麗になったキネカ大森のロビー。以前二度ほどバーフバリを見に来たことがあるのだが、改装後に来たのは初めて。とてもオシャレで感じが良いロビーになっていた。
そして、上映するシアターには、
このようなバナーが。
そして、シアター横では鳴り物や紙吹雪などを配っていて、全くなにも持ってきていない人でも楽しめるように配慮してあり、劇場のお心遣いに頭が下がる。
ロビーにバーフバリ関連の力作が飾ってあったが、あっちゅうまに人ごみに巻き込まれて写真を撮るどころではなくなってしまった。先に撮っておけばよかった。
前説はキネカ大森の営業(だったかな?)の青年。客の乗せ方が上手い。一所懸命さが好ましい。お兄さんの言う事はちゃんと聞くぞ、と心に誓う。
上映が始まる前に、隣り合わせになった女性Hさんにお菓子を貰ったり紙吹雪はリサイクルすると良いよ、と教えてもらったり親切にしていただく。反対側のお嬢さん二人はマサラ初めてらしく上映中も食べ物を口にしていたのだが、私の紙吹雪が口に入ったのではないかと心配になった。
そして、実際に膝の上に洗濯ネットを置き、紙吹雪を手にし、タンバリンとキンブレを持ってカラーチェンジを試みたが、カラーチェンジが厳しい。もしそれが出来ても肝心の「光を隠す」事が素早く出来ない事に気が付いた。
ここでキンブレを断念。隣の女性もキンブレは持たなかったので、正解なのだろう。
そして、上映。
最前列で光るTwitterで有名なTWINのキンブレ芸をこの目で見て感動。
さらに最前列のプロマサラ戦士による天まで高く上がる紙吹雪は圧巻。
後方中方からはベストタイミングでならされるクラッカーが映画を盛り上げる。
カッタッパが出てくるたびに大音声(だいおんじょう)で叫ばれる「カッタッパー!!」の掛け声。
何より、これでもかと降り積もる紙吹雪。これでもかと撒く紙吹雪。気持ちいい!!
映画と一体となるような心持ち。劇場全体の観客とひとつになる気持ちよさ。
静かに見るものいいけれど、たまにこういうのも、いい。
ちなみに、何をどうやっても紙吹雪は高く投げられず。どうやったら高く投げられるのだろう。
さて、お楽しみの後はお掃除タイム。
見れば床に数センチ積もっていると言う…。スゲェ…。
初めてのことで、次に行かなきゃいけない焦りもあってワタワタしているうちにプロマサラ戦士Hさんが「おそうじにはゴム手袋がいいのよ~」と教えて下さった。
素手だと床を直接触ることになるし、なかなか集め難いがゴム手袋だと薄い紙も取りやすいとのこと。静電気も起きないのでいいらしい。
プロマサラ戦士Hさんに教わったことをまとめると、
- 紙吹雪は背中や座席脇などに溜まるのでリサイクルすると良い
- キンブレは諦める
- カバンはゴミ袋に入れてカバーする。そのゴミ袋を掃除に使う
- ゴム手袋を使って掃除をすると良い
となる。教えてくれてありがとう、Hさん!
掃除を十分にできなくてオロオロしていたら「しんゆりに行って」とあちらこちらで「後は任せろ!」みたいな雰囲気になって、ありがたく戦線離脱させていただいた。
ロビーに出たところで、しんゆり映画祭のスタッフさんが待っていてくださり、何人かの人が一緒に行くことに。
ロビー売店にはこのような作り物も。
ありがとう!キネカ大森さん!!!
へなちょこマサラ戦士(゚Д゚)@謎は凄腕プロマサラ戦士たちと共に次なる戦場しんゆり映画祭へ赴くのだった。
マサラ上映と絶叫上映
11月3日に行われた絶叫爆裂マサラ上映と絶叫上映のはしご上映に参加してきたので、そのレポートをと思ったのですが、そもそも絶叫だのマサラだのってなんだよ、って方もいるんじゃないかと思いまして、まずはそもそもの「絶叫」「マサラ」上映とは何ぞやを別記事にすることにしました。
色々定義はあるかと思いますが、私が知っている限りの知識をまとめますとこうなります。
マサラ上映→上映中の声出し、鳴り物、光り物の使用O.K.
クラッカー、紙吹雪の使用O.K.
絶叫上映→上映中の声出し、鳴り物、光り物の使用O.K.
要するに、南インドで行われている(らしい)上映スタイルを「マサラ」上映と称し、クラッカー、紙吹雪が使えないものを「絶叫」上映と言っている感じですね。
主に首都圏ではV8Jさん(https://v8japan.wixsite.com/v8japan)が企画してくださっています。(もちろん、映画館独自での企画もある)
関西圏だと塚口サンサン劇場さん
が有名かな?
私は今回、マサラ上映と言われるものは初めての参加でした。
絶叫にしてもマサラにしても手練れの者が必ずいるので、声だし、紙吹雪のタイミングだの鳴り物の鳴らすタイミングだの分からない、勇気が出ないと言う人でも手練れに続いてやればいいので初心者でも全然楽しめます。
鳴り物はV8Jさんの企画だとタンバリンか鈴という決まりが多いのですが、主催者や場所によっては小さな太鼓も使用可能の場合もあるようです。タンバリンは大体皆さん100均ですね。壊れても惜しくないので。
光り物に関しては、コンサートで使うようなキングブレードやペンライトをお使いの方が多いです。
上のはスマホとかで調整できる物で下のはそれが出来ないのですが、私は下の物を使っています。白色発光が出来るので、S.S.ラージャマウリ監督が「私の色は白」と仰ったときに発光させることが出来ました(古い物は白が無いらしい)。下のやつでもいいと思いますね。
ちょっと高いけど、物もいいしカッコいいし気に入っています。
光り物に3000円近くも出せないよ、と言う方は100均のサイリュウムでも全然楽しめるし、むしろ光り物は管理(使わない時は消す隠す配慮が必要)が面倒なのでなくてもいいぐらいです。
紙吹雪ですが、これはお花紙と呼ばれる体育祭などの時に作る紙花に使う紙で作るのをお勧めします。
このメーカー以外のもあります。
あと、ネットを見ていると薄手のチラシを切っている方も見かけますね。
お勧めしないのは折り紙。
お花紙を切る体力が無いだろうと友人が小さい折り紙(5センチ四方)を使えばいいのでは?と提案してくれたのでやってみたのですが、そもそも折り紙は紙が厚くしっかりしているので、どんなに解してもかたまってしまって、その塊のまま投げた時に空中で解けなかったら凶器になりかねない懸念があります。割と高確率で塊のまま落ちるんですよね、紙吹雪。
そして、硬いので首などに落ちてきたときに痛いんじゃないかと。業者の紙吹雪(お花紙より少し厚め)ですら首に当たると痛かったらしいので…。
それらの心配があるので、人の上に被るようには投げられず、投げるときにもできる限り一枚一枚をばらけさせてくっつかないように握り込んで投げるので要らない神経を使うことになりました。映画見られない。
今回は通路席を確保できたので、通路に投げました。人に当たらないからね。
まあ、長方形や三角に切れば紙同士が固まる心配は無くなるかもしれませんけど...。首筋に入るとチクチクするかな。
あ、結構服中に紙入りますよ。
紙吹雪なんかつくってられるかーい!!な向きには、紙吹雪の再利用をお勧めします。大体もう、気の狂った人間(褒め言葉)たちが爆盛で紙吹雪を作ってますので、結構自分の腕とか腰回りとか背中とかに積もるんです。
雪だけに積もります。
それをね、こう、手に握って投げると。もう、それで十分楽しめます。
クラッカーは、これはちょっと職人芸てきなところがあるので、初心者は持って行かなくてもいいかなぁと。個人的にはクラッカー苦手なので隣で鳴らしてもらいたくない気持ちもある…。
でも、凄い良いタイミングで鳴らされるクラッカーは良いものです。
マサラ上映と絶叫上映というのは、だいたいこんな感じです。
マサラはインド系映画がおおいかな。絶叫はV8Jさんの始まりがマッドマックスだったということでも分かるように、色んな映画でやっています。バーフバリだけではないんだな。グレーテストショーマンとかラ・ラ・ランドでも確かやっていたかと。
興味のある映画でイベント上映があったら、行ってみるといいと思いますよ。楽しいですから!