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Prabhas's fan blog in Japan

Chatrapathi

 プラバースさん主演作品4本目はバーフバリシリーズを撮ったS・Sラージャマウリ監督の作品です。

 

 はい、いつものごとく英語字幕のみの試聴でロクに字幕読めてません。

 


Chatrapathi (2005) - HD Full Length Movies - Prabhas - Shriya Saran - Rajamouli - Bhanupriya

 

 お話を分かる範囲で書きますと、こんな感じ。 

 

 異母弟とその弟の母と共に育ったシヴァジ。母は自分の息子にもシヴァジにも愛情を注ぐのだが弟は兄を恨んでいた。そんな中人買いにさらわれるシヴァジ。弟は母に兄は人買いが民家に放った火の中にいると嘘をつき、母は彼を死んだものと思いこむ。やがて、成長したシヴァジはたくましく育ち、同じ境遇の人々の先頭に立つリーダー・チャットラパティとなる。そんな兄が母を探すのを実は同じ場所にいた弟が知って恨み、憎しみ、彼を殺そうとチャットラパティに敵対するグループに近づき・・・。果たしてシヴァジは母とであえるのか!?

 

 という感じだと思うのですが・・・どうだろう。自信は無い(キッパリ)

 

 4本テルグ語映画(バーフバリを除く)を見たわけですが、雰囲気的にはMirchiに近いかもしれません。社会派と言うんですかね。恋愛とヴァイオレンス以外に深い主題を含んでいると言いますか。

 4本中、見ていて話もよくわからないのに映像だけで泣いたのは、これが初めてです。映像に非常に強いメッセージが込められている。

 全体的な完成度から言うとMirchiの方が完成度は高いのですが、より感情に訴えるものを作ろうとしている姿勢はChatrapathiの方が強いように思います。

 上記のあらすじを読んでいただくと分かると思うのですが、ちょっと内容がバーフバリに似ているんですね。自分の息子と親族の息子をわけ隔てなく育てる母と、にもかかわらず義理の兄(弟)を快く思わない弟(兄)と言う組み合わせがね。バーフバリのバラーと本作品のアショク(主人公の弟)は性格とか強さとか違いますけど。とはいえ、バーフバリは監督が描きたかったことの集大成なのかなぁとも思いました。

 

 そして、音楽の使い方が非常に上手いと思いました。特にテーマソングの使い方。とおもったら、音楽もバーフバリの人だ。とても感情に訴える音楽ですね。

 

 ちょっと難点なのは、ヒロインとの絡みがかなり強引におもえること。なんとなく、「こうしないと資金提供してくれる人が納得しないからさ」か「観客がヒロインとの恋愛を求めてるからさ」みたいな「入れないと仕方ないよね」的な理由でヒロインとの絡みのシーンを作っているように見受けられました。英語が読めたら、テルグ語がわかったら少しはその印象が薄れるのかな?

 

 プラバースさん的には、濡れ濡れシーンが多くて「プラバースを濡らすのがそんなに好きか、ラージャマウリ」と思うぐらい。

 体重変化が割と激しいイメージのプラバースさんですが、この作品ではムチムチな感じです。それがまたいいんです。ムチムチの濡れ濡れ(おい、やめろ)

 母を思う表情がホントにもう、切なすぎます。泣き顔見たらこっちも泣きそうだ。

 

 役者さん的にはやはり弟役のシャフィーさんが素晴らしかったです。ちょっとWikipedia先生覗いたら色々賞をとっておられて本作品でも賞を獲っておられますね。そりゃとるわ。弟がいるからこそのチャットラパティの面白さですよ。

 

 というわけで、S・Sラージャマウリ✖プラバースのタッグ作品を見たい方にはお勧めです。

 

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