恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(原題・Om Shanti Om)
素晴らしい!!!
見終わって清々しい気持ちになる作品。エンディングも秀逸なんですよ。あれ、是非ハリウッドでもやってほしい!
輪廻転生を主軸の復讐劇と書くと暗そうですが、そこはそれ、インド。
明るく楽しいシーンもたくさんあり、歌もダンスもノリノリで最高です。全体的にコメディタッチが多いです。
ですが、脚本がしっかりしているのでコメディだけに偏らない、魅せる演出が光ります。特にラストのミュージカル仕立ての場面はシャールクカーン(SRK)の演技と歌詞と音楽に涙がでました。それはそこに至るまでのストーリーがしっかり紡がれているから。
それにしても、脇役俳優の子供は脇役で終わり、スター俳優の息子はやはりスター俳優になっているのは、それが当たり前だからの表現なのか皮肉としての表現なのか、どっちなんだろう。
さて、この映画自身の成功は映画の中の映画と同じくヒロインに掛かっていたと言っても過言ではないと思います。とにかく綺麗で大きな目が印象的なディーピカちゃんのシャンティあってこその作品ではないかと。とにかくその存在感が新人とは思えなかった。
もちろん、主役オームのSRKは申し分のない素晴らしい俳優です。カッコいい写真ばかり見ていたので、コメディが面白くてビックリ。いや、それにしても見事な腹回りの筋肉。これは一見の価値ありです。先にも書きましたが、ラストの熱演もさすがキング・オブ・ボリウッドと言われるだけのある演技でした。
名演技のできる俳優なのに大根役者的な演技も上手くて、すごいなぁとおもいました。インドの主演級俳優は踊れなきゃだめだし演技もシリアスからコメディから何でもできないといけないし、もちろんハンサムじゃないと駄目だし、物凄い才能の塊じゃないと出来ないんだなぁ・・・。
この素晴らしい作品が2018年3月末で日本での権利が切れるそうです。
『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム 』の日本国内の権利終了に伴い、今月3月末でブルーレイ、DVDが生産終了となります。購入をお考えのお客様はお買い逃しのなきようご注意ください。バーフバリからインド映画の虜になった方もぜひ!永遠の名作です! pic.twitter.com/HjTvhlHEhY
— 株式会社マクザム/MAXAM Inc. (@maxam_Inc) 2018年3月1日
上映のみならずBlu-ray・DVDの生産も終了!
と言う事で買いました!
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何度でも見たいと思ったので、思い切って買いました。
それぐらい良かったんです。
スクリーンで見たかったけど、都合がつかない・・・。
なんでこんな素敵な作品の権利なくしちゃうの~~~~~。