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チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~

  シャールク・カーンとディーピカー・パドゥコーンの「オーム・シャンティ・オーム」のコンビが送るラブコメ映画です。

 ヒロイン・ミーナのお父さん役でカッタッパ役のサティヤラージさんも出てますよ。

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  お話としては、いわゆるドタバタラブコメディ。

 両親が亡きあと、お菓子屋さんのチェーン店オーナーの祖父母に育てられた青年ラーフル。祖父が亡くなり、祖母の願いで遺灰を南インドにあるラーメーシュワラムの川に流しに行くことになったのだが、友人とゴアに行く予定があったためにゴアの川に流してしまおうともくろんで…。

 と言うのがお話の始まり。ここからチェンナイエクスプレスにのって途中下車をするつもりがハプニングが続いて降りられず…という展開。

 

 で、これは壮大な内輪受け映画です。インド人なら間違いなく楽しめる。私はインド人なので(え?)まあまあ楽しめた。

 そう、インド映画、とくにラジニカーント作品やシャー・ルク・カーン作品を見ていないと作品のそこここにちりばめられたパロディが分からないのです。

 いやもう、ラジニ様へのリスペクトが凄い。シャー・ルク・カーンもそうとうにラジニ様好きですよね?と思うほど。

 あと、ストーリー展開や話の作りが南インド映画っぽい。この南インドっぽさも南インド映画をそこそこ見ていないと分からない点だよな、と。ボリウッドがコリウッドやトリウッド的な映画を撮ったらこうなりますよ、と言う感じです。

 

 南インド映画が、なんとまあ垢ぬけて。

 

 そんな言葉を口にしそうになるあたり、ボリウッドってのは洗練されているんだなぁと思う次第。

 

 さて、ではパロディを除いてこの作品を見てみるとどうか?となると、正直グッとくるものが無いんですよね。うまくまとまってはいると思うのですが。

 

 ひとまず、色んなインド映画を見てからこの作品を見ることをお勧めします。

 

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