めぐり逢わせのお弁当 (原題:Dabba)
この映画とあと1枚ダンガルを見たらTSUTAYAディスカスで借りられるインド映画を見終わります(多分)。やっと来月はNetflixと契約できるぞ~。あと8枚借りる権利あるけど、消化できない!!
さて、この作品、調べるとインドだけの製作ではないようですね。インド・フランス・ドイツの合作とのこと。なるほど、どうりでインド映画らしくないわけだ。
まあ、インド映画と言うと確かに歌と踊りなんですけど、ほんと最近はそういう型に嵌らない映画もあります。
この作品は「絶対配達を間違えるはずのないお弁当配達システム」が間違ったら?そこからどんなドラマが生まれるのか?と言うちょっと面白い視点からの作品。
色々言っちゃうと面白くないからあらすじすら書きませんけど、派手さが無い淡々と話が進む系のお話で、飽きが来ないのはチョイチョイいい具合のスパイスが利いていること。ホントに何気ないスパイスなんですが、インド料理のスパイスがそうであるように、ほんの少し入れているだけなのに実にいい味を出すのです。
ちなみに、Wikipedia先生は物語全部書いちゃってるので、未見の方は注意してください(2018年10月28日現在)。
そういや、主役の初老の男性サージャン役の方、どっかで見たな~と思ったらスラムドッグ$ミリオネラの警部さんでしたか!!イルファーン・カーンと仰る方なのですが、インド国外の出演が多い方ですね。アメージングスパイダーマンとかジュラシックワールドとか出てます。
話の展開の巧みさで、ぐいぐい話に引き込まれる良い作品なのですが・・・結末が・・・いや、あれはあれでいいと思うんですが・・・。どんな結末かは見てからのお楽しみ!
静かな味のある映画を見たい方にはお勧めです。とてもいい作品です。