スラムドッグ$ミリオネア
今回はイギリス映画なのですが、撮影場所もインド、俳優もインド系な上にお約束の歌とダンスもちゃっかり入っているのでインド映画枠で語りたいと思います。
スラム出身の主人公がクイズ番組インド版クイズ$ミリオネアで勝ち抜いた理由は何か―――――。
一言で説明すればこれで終わってしまう映画ですが、その内容はすさまじい。
教養も教育もほとんどないジャマールがクイズに答えられた背景には悲しい過去の出来事があったから、と言うのが筋なのですが、その出来事が悲しすぎる。インドの貧困層の描写が「これ、現実とは違うよね?」と思いたくなるほどひどい。
ネタバレになるので詳しくは書かないですが、本当にぞっとする描写が多く、この貧困を何とかするのは無理なのではないかとさえ思える。
さて、クイズ$ミリオネアは御存じだろうか?
元々はイギリスのクイズ番組でその版権をフジテレビが買って、司会者にみのもんたを据え大人気を博したテレビ番組。2000年ごろから放送しているので、中には知らない方もいるかもしれないが、中年の私たちには懐かしい番組だ。(今でもたまに特番としてやっているらしい)
みのもんたが、たっぷり溜めてねっとりと念推すように回答の確定を尋ねる「ファイナルアンサー?」は流行語になったほどの人気番組。(それに「ファイナルアンサー」と答えると、回答を言いなおすことは出来ない)
(ただし、このみのもんたの溜めやファイナルアンサーのやり取りはインド版には無かった模様)
問題は4択問題で、1問1問答えるごとに賞金が上がってゆき、ただし間違うと賞金は保証分を残して没収されるので自分が次の問題は答えられないだろう、もうこれ以上は自分には難しいだろう、と言うのを見極めて打ち切らないと賞金がもらえない仕組み。
回答者には3つのライフライン(救済)が用意されていて、選択肢が半分(2つ)に減るフィフティーフィフティー、知り合いなどに答えを電話で聞くことが出来るテレフォン、会場の参観者に答えを投票してもらうオーディエンスがある。
インド版と日本版では色々違う点もあるが、使われているセットや音楽が同じで選択肢の画面表示も同じなので物凄く懐かしかった。
ルールを知っているだけに、全問正解したという事の凄さもわかるし、それだけに1問1問にどんなストーリーが用意されているのか、と言う期待が大きかった。
作りとして、インドの貧困を訴えながらエンターテインメントとして興味深い作品になっている。
ただ、少しご都合主義かな、と言う感は否めないが。
ちなみに、主人公のジャマールって、LIONのサル-お前だったのか!!でした。
(LION=「LION/ライオン~25年目のただいま~」、インドで迷子になって親が見つからず、オーストラリアに養子として渡ったサル-が親を探しにインドに行く物語・オーストラリア・アメリカ・イギリス合作映画)
からだシフト 糖質コントロール バターチキンカレー
【食べた日 2018/5/20】
商品名:からだシフト 糖質コントロール バターチキンカレー
製造者:宮島醤油株式会社
内容量:150g
調理方法:熱湯5分 電子レンジ(500w)約2分(600w)約1分30秒
糖質コントロールを謳っているので、味に期待をしていなかったのですが、普通においしかったです。これで糖質オフだったら嬉しいし、この品質で他の味があるなら続きそうです。
辛味はあるのですが、喉に後まで残るような辛さではありません。
酸味もまろやかさで角が取れて、美味しい酸味になっています。
日本人向けの癖のないスパイスです。
肉は、ティースプーン大が3個とクズ肉ぽいのが少々と言った感じで、「肉たべた~」という感じはあります・
分量が150gと少な目なので、ナン2枚でちょうど食べ終わった状態でした。
糖質が気になる人にお勧めの一品です。
SPICE RESORT 北インド風 バターチキンカレー
【食べた日 2018/5/13】
商品名:SPICE RESORT 北インド風 バターチキンカレー
販売者:エスビー食品株式会社
内容量:200g
調理方法:熱湯4~6分 電子レンジ(500w)約2分(600w)約1分30秒
あたり。
かなり辛いバターチキンですが、美味しいです。辛さも唐辛子の辛さの他にスパイスの辛さ、中でも面白いのが超みじん切りの生姜が入っています。あと、オニオンも入っていて味の良いアクセントになっています。
トマトの酸味もまろやかさも十分にあるので、手ごろで美味しいバターチキンですね。辛いけど。
お肉もティースプーン程度のものが2~3個?ぐらい入っていて、足りない感じはしません。
辛い物が大丈夫な人にはお勧めです。
PK
アーミル・カーンの代表作の一つ、PKを見ました。
いや~、好みですね。
宗教というある種アンタッチャブルな問題に真っ正面から取り組んでいながら、ロマンチックな場面やエンターテインメントとしての楽しさを失わない。ただひたすらエンターテインメントとして楽しむこともできるし、提議された宗教や社会問題について深く考えるきっかけとして映画を見ることもできる。多方面から鑑賞しうる稀有な映画だと思います。
しかし、誰だよ、アーミル・カーンの耳がデカいのを「宇宙人」扱いしようと思い立った人は(笑)
ヒロインのジャグーを演じるアヌシュカ・シャルマがとてもキュートで可愛らしく好感の持てる女性でした。あと、ジャグーのお父さんや導師の方もいい味出してましたね。
面白くて、可愛くて、奇妙で、そして深い。
そんな映画です。
Darling's dance!
さて、南インドでダンスの上手い俳優さんのお話を前回しました。
nazoindia.hatenablog.jp
では、プラバースさんのダンスはどうなんだ?と言うお話。
バーフバリでは映画の時代設定上ストリート系のダンスはありませんし、伝説・凱旋ともにインターナショナル版ではカットされている関係で踊りらしい踊りがあまりありません。
そうなってくると、ある程度踊れないと話にならない印象のインド俳優である彼のダンスレベルはどうなんだ?と言うところが気にかかるわけでして。
結論から先に言えば、上手だと思います。
もちろん、先のダンスランキングに入るほどは上手くないです。あれの1~10位のレベルには及びません。
技術的な面だけで言えば、「ダンサー」として習得しておかなくてはならない動きはある程度キチンと踊れる印象ですね。さらに運動神経と体幹が良いせいか、こちらがビックリするような動きもやれます。
てなわけで、いくつか見つけてきた動画を貼っておきます。
まずは、プラバースさんの身体能力の高さを見られる動画をば。
Bujjigadu Movie Songs - Guchchi Guchchi Song - Prabhas - Trisha Krishnan - Sanjana - Mohan Babu
「は?」とビックリして唖然とした運動神経のお化けみたいな動きをしています。
そんな、動きの動画をもう一つ。
Billa Movie | Bommali Video Song | Prabhas, Anushka
ヒロインはバーフバリでデーヴァセーナを演じていたアヌシュカ・シェッティさんです。ステ振りが演技なんだろうなぁと思ってましたが、なかなかどうして踊れるじゃないですか。インド人俳優凄い・・・。
プラバースさんとアヌシュカさんの組み合わせの動画をもう一つ。
Mirchi Songs | Darlingey Video Song | Latest Telugu Video Songs | Prabhas, Anushka
曲もセットも衣裳も可愛くて大好きな1本です。振りも可愛い。古代インドの服装を今風にアレンジしてるのが素敵です。ダンスも現代的なものにちょっと印度風な動きも混ざってて面白いなぁと思います。
しゃがんだまま動くとか普通出来んわ、的な振りのあるダンス。基本的にしゃがんだ状態で動くのって大変ですよね。
Munna Songs | Vasthava Vasthava Video Song | Telugu Latest Video Songs | Prabhas, Ileana
関係ないですが、わたし、このヒロインのイリーナちゃんが踊れて可愛いので好きですけど・・・本編ではあまり扱いが良くなかったような気がしなくもない。
次は、あなたの体幹どうなってんの!?とビビった動画。
Darling - Bulle Video | Prabhas | G.V. Prakash Kumar
かわいい~~~。
じゃなくて、石みたいな上を踊りながら渡ってどういうことなの!?バランス感覚の鬼ですな。
さて、プラバースさんは特に体の筋肉を動かす(身体をくねらせる動き)のが上手だなぁ、と思うのですが、その動きを堪能できるのがこの動画です。
Chatrapathi Video Songs - A Vachi B Pai Song - Prabhas | Shriya Saran | M.M.Keeravani
どうやって動かすの、その体の動き・・・。プラバースさん、わりとグネグネ体動かすの得意そうなんですよね。すごく上手い。
ジャ〇ーズ???とおもうぐらいアイドル的なプラバースさんを見たい方はこちらをどうぞ。
Munna Songs | Kadulu Kadulu Video Song | Telugu Latest Video Songs | Prabhas, Ileana
これ始めてみた時、アイドルなの?アイドルですよね????と本気で思いました。
ダンス云々をすっ飛ばして、主人公の誠実さと優しさがすごくよく伝わってくるダンスシーン。ヒロインが育った孤児院でのシーンなので、盲目の少女や少年が出て来て、その子たちに優しく接する姿がダンスの中に組み込まれているのがいいですね。
Rebel Songs | Deepali Video Song | Telugu Latest Video Songs | Prabhas, Deeksha Seth
ということで、ダンス技術を中心に紹介しました。
私が何より驚いたのは、189㎝の高身長でありながら伸びやかに踊ることのできる身体能力の高さです。
宝塚とかまあ、いろいろダンスを見ていると高身長=手足が長いひとは割と振り遅れが生じるんですね。身長の低い人に比べると手足を振るのにパワーが物凄くいるからか、振り遅れたりする。そうすそうすると、振りを小さくすることでそれを解消しようとする場合がありまして。意外と高身長の方って振りが小さくなる方が居るんです。
それがプラバースさんの場合ないし、無いどころか伸びやかなので凄いなぁと。
そうなると、高身長の人はダイナミックに踊れるので凄く見栄えがするんですよね。
でもね、技術じゃないんですよ。
最後にご紹介したような、ダンスを通じての表現に長けた俳優さんだと思うんです。
もしかしたら、動画だけみて作品を見ていないと分かりにくいかもしれませんが、その役その役でダンスの時の表情も違うんですよ。ちゃんとその役そのものがダンスをしている。そこがね、いいんですよ。
そしてまあ、うん。
か わ い い よ ね !!!
(結局そこかい!)
かわいさで言ったら、動画もっと沢山張らないといけなくなっちゃうんですよ!!!どれもこれも可愛くてみんなに見せたいんですよ!!!!
そんなわけで、プラバースさんのダンスはどうなの?
超 か わ い い !!!
と言うお話でした。(ちょっと待て)
Dance! Dance! Dance!
インド映画と言えば歌とダンス!と言うイメージがありますね。
実際、大抵のインド映画にはミュージカル映画か?と思うぐらい歌が入るし、ダンスも何かしら入っていることが多いです。
昔ながらのテンプレはどうも大人数の総踊りやMV・PVのようなダンスシーンを映画に入れ込むといったものなのかな?と推察するのですが、ボリウッドを中心にそいう導入の仕方ではなくミュージカル映画のようにストーリーを進めながら踊ったり、踊らずに歌に乗せて芝居が進むといった、より世界中の人々が違和感なく見られるような工夫をするようになっているように感じます。
とは言え、インド映画での歌とダンスの重要性は今でも変わらない。ダンガルなんて映画で踊りがあんまりなかったよなぁ、なんて思ってたらこんな動画作ってるし。
Dhaakad Aamir Khan Version - Dangal | Aamir Khan | Pritam | Amitabh Bhattacharya
これ、本編に入ってないです。マハヴィル父ちゃんこんなカッコイイのびっくりしたわ(笑)
通常は映画に入っているダンスシーンを取り出してYouTubeに上げるのがインド映画なんですが、ダンガルはMVを別に作っちゃうと言う・・・そんなにダンスシーンが欲しかったのかと。
アーミル・カーンさんってダンスそんなに得意じゃないらしいのに、それでもMVを作るという。(得意じゃないって言うけど、ダンス上手だと思う)
この動画見た時に、「あ、インド映画には歌とダンスが必要なんだ」と思いました。
で、そんなインドからダンスの上手い俳優Top 10と言うYouTube動画がTwitterで回ってきました。
Top 10 Indian Dancers ( Actors Edition )
いっや、10位からして凄い。
1位なんて異次元レベル。
と言っても、そらダンスで飯食ってる世界チャンピオンクラスからしたら、全然物足りないかもしれませんが・・・と世界チャンピオンを引き合いに出したいぐらい上手いんですよ!
少なくとも俳優が踊るレベルは超えてるし、そんじょそこらのプロダンサーより上手い・・・。
しかも、1位2位が南インドの俳優さんなんですよね・・・どうなってんの南インド。すごいな。
2位のJr.NTRさんはバーフバリファンの界隈でよく耳にする方でSSラージャマウリ監督の映画の主演もなさってるとか。こちらは「ダンス上手いよ!」との話も聞いていたので、動画見て納得しました。これは上手いわ。歌も上手いんだそうです。
Follow Follow Full Video Song || Nannaku Prematho || Jr Ntr, Rakul Preet Singh
この曲はご本人が歌っておられるとか。すげーな。
しかも、ちょっとした動きなんですが、あきらかにバックダンサーより上手いと言う恐ろしさ・・・。
で、1位のアル・アルジュンさん。私はプラバースさんの大親友の俳優さんとしか知らなかったので、このTOP10動画が回ってきたときに「1位はプラバースさんの大親友だよ!」みたいなツイートを読んでから動画見て、そのダンスの凄さにひっくり返りました。ごめん、アルジュンさん、あなたに対する「プラバースさんの大親友」と言う認識変えます。凄い俳優さんです。
だって、もう人間の動きと思えないとんでもない動きしてるんですもん。
どんな身体能力なんだよ、と。
Seeti Maar Full Video Song | DJ Video Songs | Allu Arjun | Pooja Hegde | DSP
これはそんなに超人的な動きは無いんですが、最高にカッコいいです。はい。
んで、アルジュンさん可愛いよね~。いつか「DJ」見よう。
とはいえ、実は検索すると俳優ダンスTop 10的な動画はいくつかあって、順位も違う。南インド・北インド限定の順位とかもあるしね。なので、ご紹介した動画の順位が絶対と言うわけではないようですよ。
まあ、大体の参考ですね。
と言うわけで、じゃあ我らがDarling プラバースさんのダンスはどうなのかって話は別の記事で。
maruetsu 365 +1 バターチキンカレー
【食べた日 2018/5/12】
商品名:maruetsu 365 +1 バターチキンカレー
販売者:株式会社 マルエツ
値段:375円(税込)マルエツで購入
内容量:180g
調理方法:熱湯約5分 電子レンジ(500w)約2分(600w)約1分30秒
あんまり期待していなかったのですが、結構意外においしかったです。
酸味・辛味・まろやかさのバランスがとてもいい成功例のひとつです。日本人向けなので辛味に癖のあるスパイスの風味がありません。その辺を物足りないと思うかもしれませんが、日本人が食べる分には十分です。
あと、結構とろみがありますね。ナンで食べるのにカレーをすくい易かったです。
肉は、過不足ない感じですね。大きくも小さくもないティースプーンに乗るぐらいの鶏肉が数個はいってます。
売ってるのはまあ、マルエツだけでしょうね(笑)
お近くにある方は一度お試しになってもいいと思います。