ラ・ワン
今回はシャー・ルク・カーン主演のラ・ワンです。オーム・シャンティ・オームのイケメンでございます。ちなみにヴィラン役はこれまたオーム・シャンティ・オームの敵役のアルジュン・ラームパルさん。
結論から言えば、ラジニカーントのロボットとテイストが似ているのですが、ロボットの方がインパクトが上です。ロボットは色々突っ込みどころがあっても、わけのわからない凄さがありました。
こちらは、非常に画面が美しくVFXもイケてるのですが、展開の間延びなども感じられるために、「うん、まあ見て損は無いね」ってレベルになってしまって居るのが惜しい。日本人受けはこっちの方が良いかもしれませんけどね。画像がスタイリッシュなので。
ネタ的には悪くはないのです。だから、演出とか脚本の展開とか、その辺の問題かなぁと。
ラジニ様がカメオで出るっていうから見た部分もあったんですが、無理やり感が…。それにしても、インドにおけるラジニ様ってホントに神様なんだなぁ。
割と西洋的な顔立ちのSRK(シャー・ルク・カーン)を天然パーマにして肌色を褐色にしてるのですが、どうしたってやっぱり標準インド人にはならないなぁ、という感じ。イケメンはやっぱりイケメンですわ~。
超カッコイイのにコメディやっちゃうんだから、ずるい(褒めてます)。可愛いじゃないか。
息子役の子供ちゃんがとても可愛くて自然な感じの生粋さも持ち合わせてて、とても良かったです。お母さん(妻)役の女優さんはとても優しい感じの素敵な女性で、それでいてちょっとアクションやったりカーチェイスやったりするのでギャップが良かった。
ヴィランがどっかで見たなぁ~、と思ったら、ムケーシュお前だったのか。
メチャメチャ怖かったです。
絶対見たほうが良いとは言わないまでも、見て損は無いから気が向いたら見てみてね、という感じかな。