北印度風 バターチキンカレー
【食べた日 2018/4/22】
商品名:北印度風 バターチキンカレー
販売者:ハウス食品株式会社
内容量:200g
調理方法:熱湯3~5分 レンジ(500w)2分(600w)1分30秒
酸味、辛味、まろやかさが非常にバランスよい配分になっていて美味しい。さすがレストラン用。
写真には写っていないが、肉もチキンの味がちゃんとする程度の大きさのものが数個入っていて、そこそこ満足できる。
辛さがちゃんと感じられる分、辛い物が苦手な方は注意が必要だが、平気な方は美味しく食べられるだろう。
やはり、200円超えるとそれなりの物が出来るのだろうか???
きっと、うまくいく(原題:3 Idiots)
今上映中の「ダンガル」でレスリング姉妹をしごく鬼パパの役をやっているアーミル・カーンさん主演作品です。ダンガルの邦題についている「きっと、つよくなる」はこの作品の邦題から来ているんでしょうね。
結論から言うと、非常に良く出来た素晴らしい作品です。
3人の男の大学時代の話を中心にした物語なのですが、結構みていて「それはどこの日本の話ですか」と言いたくなるような類似点も多かったです。主人公は大学の在り方に疑問を呈するのですが、まんま、日本の大学関係者に聞かせたいセリフです。
そして、進路に悩む大学生たちの悩みも日本に通じるものがある。
なので、今、進路に悩んでいる若い人にこそ見てほしい映画です。
それにしても、インドは海外に就職できることがステータスとされるなら、そら英語教育に熱が入りますよね・・・。日本は国内企業に入ることを考えるからさして英語要らないよね。
話の内容的には、そんなことあるか~い!な内容もありますが、それが全然気にならない。
形式的に結果は先に視聴者に示していて、過去をその後で見せるのですが、「え、今がこうなのに、この困難をどうやって切り抜けたの!?」とワクワクしながら見るように見事に誘導されます。うまいな~。
インドお決まり定番の女性との恋とダンスの他、歌とダンスも無理やりではなく自然に必然性をもって取り入れられています。日本に日本語字幕付きなどでDVD化される作品はわりと他国でも受け入れられるような、普遍性を感じられる作りになっていますね。
プラバースさんの作品もたまに見ますが、「お決まりなので、女性とダンスを用意しました」的な無理やり詰めた感のある作品も散見されるものですから・・・。
それを払しょくしないと世界では通用しないってことなんでしょうね。そして、払しょくしたバーフバリは世界に打って出られたのかな、とちょっと思いました。
この作品、本当に良い作品なのでぜひ見てください。
カレー職人 バターチキンカレー
【食べた日 2018/4/21】
商品名:カレー職人 バターチキンカレー
販売者:江崎グリコ株式会社
内容量:170g
調理方法:レンジ(500w)約1分40秒(600w)約1分20秒 熱湯3~5分
特筆すべきは、レンジ調理の場合袋ごとレンジに入れて加熱できること。まあ、器に開けてチンするのとそんなに変わらないですが、日本式のカレーの盛方をしたいときなどは、器が一つ少なくて済むのが良いかもしれません。
お味は酸味が強い系の味です。
辛味も割とあるので、辛い物が苦手な方はご注意を。
酸味の強いバターチキンにありがちですが、マイルドさは薄目です。
思ったよりおいしいな、という印象。
残念なのは、やはり肉が殆どないし、小さな欠片しか入っていない事ですね。
まあ、200円切る値段だと肉は仕方ないかなぁ。
ダンガル きっと、つよくなる(原題:Dangal)
現在公開中のインド映画「ダンガル きっと、つよくなる」を見てきました。
土曜日だと言うのにあまり観客が入ってなくて、見終わった後に「もったいない」と思うぐらい感動した映画です。
事実を基にしているとはいえ、脚色も入っているなぁってわかるのでエンターテインメントとして楽しめます。これが事実と脚色が分かりにくいと「これって事実なの?」みたいに考えちゃって楽しめないんですよね、私は。
見た方の感想でよく見かけるのが「姉妹は納得してレスリングをやっているのか(そうでなければひどい話ではないか)」と言った感じの感想。
これ、映画を見ると確かにそう言う感想を抱くんですが、現実問題として大抵の子供が親のやらせたいスポーツを納得いかないままやらされるのは入り口として良くある話で、そう言う意味ではリアリティがあるなぁと思います。
あと、その辺に対する答えも観客が納得するかどうかは別として、ちゃんと示されてます。
あと、長女ギータが大会で決勝戦にあたるくだりで女性の地位について感動的な言葉を父マハヴィルが娘に言うんですが、ちょっと取って付けたような気が初めはしたんです。
でも、よく考えたらこの父ちゃん、子供が女ばっかりでも母ちゃんを責めないし、母ちゃんが絶対ヤダって言ったことには無理強いしてないし、女の子がレスリングをやることに関しても「女はやらなくていい」って思ってないんですよね。女性を蔑視していない。そのあたり、きちんと台本が組まれているな、キャラクターに厚みがあるな、と感心しました。
脚本が本当によく出来ている作品です。
そして、役者もいい。子役ちゃんたちは可愛いくて特訓をうんざりしているのが良くわかるし、青年期の姉妹も現実味のある素晴らしい存在感。しかも手に汗握る試合シーンは役者さん自らがやってると聞いて驚いた。いや、見てるときから「ひょっとして」と思っていたんですが、その通りで。お母さんや従兄もいい。
そして、何といっても主演のアーミル・カーン。
青年期から中年期まで演じる凄さ。
さらに、無茶苦茶な厳しさの中にちょこちょこっと微かに見えるやさしさ。姉妹青年期では本当に娘を思ういい親で感動します。吉田沙保里選手が自身の父に重なったというインタビューがありましたが、きっとマハヴィルみたいな素敵なお父様だったんだろうな、と思います。
ちなみに、公式サイトに行くと実際の姉妹が日本選手と対戦した成績なども載っています。画面のずっと下の方に父ちゃんが「ギータ・バビータの輝かしい成績」という看板を持っているので、そこをクリックすると出てきます。
吉田選手、伊調選手とも闘っていて、すげーーーーーーー!!!と。(負けちゃったみたいだけどね)
最後になりましたが、本作の最も凄いのは試合のシーンの迫力。
映画と分かっているのに手に汗握る展開に本気でギータを応援していました。
もう、この試合シーンだけでも見ていたいぐらい凄いシーンです。
正直、もう少し話題になってもいいのになぁと思います。
シェフの匠 バターチキンカレー
【食べた日 2018/4/14,15】
商品名:シェフの匠 バターチキンカレー
製造者:丸大食品株式会社
内容量:150g×3袋
調理方法:沸騰しない程度のお湯3分 レンジ(600w)約1分
まず、酸味が強いです。そして、辛味がある。
クリーミーさなどは無い気がしました。スパイスの感じもしないかな。
ちょっと思ったのが、辛いハヤシ。
ハヤシライスを辛くしたようなイメージを持っていただくと、このバターチキンに近い味になると思います。
肉は正直、無い、と言いたくなるほど細かくて少ないです。
以前の別会社の3袋パックのように「もう食べないよ!!」とは思わないですが、バターチキンを食べたいなぁと思った時にこの商品を手にするかといわれると、手にしないですね。
味はお値段なりって感じです。
神様がくれた娘(原題:Deiva Thirumagal )
今回のインド映画はタミル語映画「神様がくれた娘」(原題:Deiva Thirumagal )です。バーフバリでデーヴァセーナ役をされているアヌシュカさんが準主役の(っていうのかな?)弁護士役で出演されています。
主人公は知的障がいを持つ男性クリシュナ。そして、その娘ニラーの物語。
どんな話かは本作品を見ていただくとして、正直突っ込みどころは多いのですが全体的に優しくて良い作品になっていると思います。見て損した、と言うことは無いです。
歌って踊るのも、派手な衣装で踊る感じではなく、ストーリーに自然に溶け込んで違和感なく楽しめる可愛いシーンなので、「インド映画って歌って踊るんでしょ」的なちょっとインド映画を避けてる方でも楽しめると思います。
で、まあ、毎回のごとく出演者が皆素晴らしい演技をするわけですよ。
何回か書いたかもしれませんが、こんなにも才能あふれた役者が沢山いるインドって凄い・・・。人口多い分そりゃ才能のある人間が出てくる確率は高いのかもしれませんが、それにしたって・・・。
日本ってバイプレーヤーの役者さんは素晴らしい演技力や味を持った方々が多いというか、そう言う人しかいないんですが、主役級って顔はいいけど演技力???なことあるじゃないですか。女性も可愛いだけで???とかね。
インド映画でそう言う人見ない。
女性は、めちゃクソ美人で演技力もある人は数人かなぁという気もしますが、そう言う人以外も大根役者っていう方は記憶にあまりないですね。
まあ、そんな沢山インド映画見ているわけではないのでハッキリそうとは言えませんけどね。
アヌシュカ姉さんの素晴らしい演技を思う存分見たい方はこの映画がおすすめです。日本語字幕ついてるしね!(*'ω'*)
そして、ニラーちゃんがメチャクチャ可愛い。
主役のクリシュナの誰もが彼を好きになる理由が台詞やモノローグには無いのに画面上だけで感じられるのがいいな~と思います。役者の力量と脚本演出が良いからできることですね。
最高傑作とまではいきませんが、優良作品です。
デリー・プレミアムレシピ バターチキンカレー
【食べた日 2018/4/11】
商品名:デリー・プレミアムレシピ バターチキンカレー
販売者:ハウス食品(株)
内容量:210g
調理方法:熱湯4~6分 レンジ(500w)2分 (600w)1分30秒
デリーって一番初めに食べたあのデリーと同じなのか???と思ったら、同じと言うか、初めに食べたデリーのバターチキンはデリー自体が作っていて、こちらのデリーは銀座店が監修してハウス食品が販売しているものですね。
味も結構違います。
以前のもののレビューはこちら。
チーズ苦手な私はイマイチな印象を持っていました。
今回のバターチキンはチーズ感はなく、そして中辛とありますが辛味はギリギリまで抑えられている印象です。続けて食べると辛味を喉に感じるのですが、ゆっくり食べれば辛味をあまり感じない状態です。
それでいて、スパイスの風味はちゃんと感じられます。
チキンも割と多く入っている印象です。大きさは小さめですが、ゴロゴロっと入っていると表現してもいいかと。
酸味、辛味、スパイス、チキンの量、すべてが非常にバランスがいいのですが・・・どうも印象が薄い。美味しいのですが、インパクトが無い。
無難な味かな。
麻布十番とマンダラとこのデリーで一押しを悩む感じですね。
麻布十番はお肉少な目だしマンダラもお肉少な目で辛いので万人向けかと言うと・・・。このデリーは全てのバランスがいいし美味しいけど「絶対これ!」と言うだけの何かにかける。
この三つは大きくハズレた感は感じなくて済むと思います。(辛いのがダメな方はマンダラのバターチキンは避けてください)